【レシピ】春の始めに「福茶」を!

節分といえば「豆まき」。
病気や災害を鬼に見立てて追い払い、福を呼び込む行事です。
まいた豆は、「年の数」または「年の数プラス1個」食べる習慣ですが、なかなか食べきれませんね…
そんなときにおススメなのが「福茶」。
昆布・梅干し・緑茶でデトックスし、大豆で元気を補う。
潤わせつつ、余分な水分を排出する。
「福茶」はそんな薬膳茶でもあります。
豆まきの豆は炒った大豆ですが、黒豆(黒大豆)にアレンジしても!
気を補う大豆。
気血と潤いを補い、血流と水分代謝をよくする黒豆。
体調やお好みに合わせてチョイスを!
◆薬膳的な食材の働き
・大豆:平/甘、脾大腸
健脾、補気、寛中、消腫、解毒
消化器系を整え、気を補う。疲労や無気力、消化不良、便秘に。
・黒豆:平/甘、脾肝腎
活血、利水、解毒、益腎、滋陰、健脾、補血
血流や水分代謝をよくする。気血や潤いを補う。消化器系を整える。エイジングケアにも。
・昆布:寒/鹹、肝胃腎
清熱、化痰、軟健、利水
体の熱を冷まし、痰を取る。余分な水分を出す。むくみが気になるときや肥満・高血圧の予防に。
・梅干:熱を冷まして解毒する。体を潤して喉の渇きを止める。痰を取る。
・緑茶:涼/苦甘、心肺胃
生津、止渇、清熱、解毒、利頭目、除煩、鎮静、利尿
体を潤して渇きを止める。熱を冷まして解毒する。心を落ち着かせる。余分な水分を出す。頭痛やめの充血・かすみ目などにも。
材料(1人分)
- 福豆(豆まき用の炒り大豆) 3粒
- 昆布(塩昆布や佃煮、おつまみ用でも) 適量
- 梅干 1個
- 緑茶(熱湯でも) 150ml
※写真は、黒大豆(黒豆)・とろろ昆布・八女茶です。
黒豆には、気血を補い、血流をよくする働きがあります。
作り方
- 福豆・昆布・梅干しを湯のみやカップに入れる。
- 緑茶または熱湯を注ぐ。
- 大豆がふやけて食べやすくなったら、梅を溶かしながらいただく。
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