【レシピ】おろしきゅうりのぶっかけ梅そば

ざるそばがおいしい季節になりました。
そばは、体の熱を冷まし、気を巡らして、消化器系の働きを整える働きがあります。
暑さで食欲が落ちがちな夏にちょうどよいです。
とろろそばは山芋、おろしそばは大根との組み合わせ。
どれもおいしいですし、薬膳的にもそれぞれの食材に効能がありますが、
今回は「きゅうり」。
梅干しも乗せて、色鮮やかに、さっぱりといただけます。
かつお節粉でつくる簡単めんつゆもご紹介します。
◆薬膳的な食材の働き
・そば:微寒/甘、脾胃大腸
理気、消積、開胃、止帯
体の熱を冷まし、気を巡らせる。消化器系の働きをよくする。食欲不振やストレスを感じるときにも。
・きゅうり:寒/甘、胃小腸
清熱、生津、止渇、利水、解毒
体の熱を冷ます。潤わせつつ、余分な水分を出す。喉の渇きやむくみに。
・梅:平/渋酸、肝脾肺大腸
生津、収斂、止咳、化痰、止瀉
潤いを補う。汗が出すぎるのを抑える。咳や下痢を止め、痰を取る。疲労回復にも。
材料(2人分)
- そば(乾麺) 160g(なるべく蕎麦の割合が多いもの)
- きゅうり 1本
- 梅干し 2個
- 水 150ml
- みりん 大さじ2(30ml)
- 醤油 大さじ2(30ml)
- かつお節粉 小さじ2~大さじ1(お好みで調整してください)
(かつお節を粉状にしたもの。出汁パックの中身でも)
作り方
- めんつゆを作る。
みりんは耐熱の容器に入れ、電子レンジ600wで1分加熱してアルコールを飛ばす。
水・みりん・醤油・かつお節粉を混ぜ合わせる。 - きゅうりはすりおろしておく。
- そばをゆでる。ゆで上がったら冷水に取って冷まし、ザルに上げて水分を切る。
- 器にそばを盛り、おろしたきゅうりを水分ごとかける。
その上に梅干しを乗せ、めんつゆをかける。
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