【レシピ】新しょうがとみょうがの甘酢漬け

薬味としても活躍する、しょうがとみょうがを甘酢漬けにしました。
実はしょうがは、皮と内側の部分とで働きがちがうんです。
体を温め、発散させる内側。
体を冷まし、水分代謝をよくする皮。
新しょうがは皮が柔らかいので、皮ごといただきたいですね!
さらに、しょうがは、食べ物(特にカニ)の解毒作用があり、食中毒予防にも!
また、みょうがは気の巡りをよくするのでストレス対策、血流改善にも!
どちらも体を温めるので、冷たいものを食することが増える夏は、
薬味としても摂りたい食材です。
この甘酢漬けは、常備菜として、箸休めに、野菜と和えて1品に…使い方もいろいろです。
◆薬膳的な食材の働き
・みょうが:温/辛、肺大腸膀胱
温中、理気、祛風、止痛、消腫、活血、調経
体を温め、気血を巡らす。腹痛や腰痛、腫れ物、月経痛や月経不順に。
・しょうが:温/辛、肺脾胃
散寒、解表、降逆、止嘔、化痰、解毒
体を温め、発散させる。カゼの初期症状、胃腸の冷え、嘔吐、食欲不振、乗り物酔い、つわりに。
※しょうがの皮は涼性(体の熱を冷ます)で利水消腫の働きがある
材料(作りやすい量)
- 新しょうが 200g
- みょうが 3個
- 米酢 150ml
- きび砂糖 20g
- はちみつ 大さじ1/2
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 新しょうがはよく洗い、皮付きのまま薄切りにする(スライサーが便利)。
みょうがは縦半分に切り、薄切りにする。 - 鍋にお湯に沸かしてしょうがを入れ、一煮立ちしたらみょうがを加える。
沸騰したら火を止め、ザルにしょうがとみょうがを上げる。 - 鍋に調味料を入れ、沸騰させて火を止める。
- 清潔な瓶やタッパーに2を入れ、3を熱いうちに注ぎ入れる。
- 粗熱が取れたら、冷蔵庫へ。1日つけ込んだら食べられる。きれいなピンクに発色します!
1か月程度
※日持ち:冷蔵庫で1か月程度
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